【食事で妊活】妊活中NGな避けるべき食べ物&飲み物は?妊娠前から気を付けたいこと。
この記事では、フェムテックエキスパート(日本フェムテック協会認定資格)保有の女性スタッフが、妊活中に控えたい・避けるべき食べ物や飲み物についてご紹介しています。
妊娠を望む、または現在妊娠中の全ての女性におすすめの記事ですので、ぜひ最後までお読みください。
妊娠する前から、赤ちゃんを授かるための土台作りは始まっている!
そろそろ妊娠を考えたい…と思い始めて妊活を始めたけれど妊娠する前から食べ物には気を使ったほうがいいのかな?
その通りです。妊娠する前から赤ちゃんが過ごしやすい身体を作るために、食事はとても大切なんですよ。
妊活を始めて、「食べたほうがよい食べ物」を食べる前に、まずは普段の食生活を振り返ってみましょう。妊活段階から食べないほうがよい食べ物・飲み物を、知らずに毎日食べていた…なんてこともあるかも。
妊活中に避けた方がいい食べ物
食品添加物の多い食べ物
「添加物は身体によくない」というのは、妊活をしている・いないに関わらず、認知度が高まっていますね。
なぜ添加物は身体によくないのか?
添加物には食材をコーティングする役割があります。防腐剤や酸化防止剤、人工保存料などをイメージするとわかりやすいですね。
このコーティングによって、食材が持つ本来の栄養素を体内が分解・吸収するのに時間がかかってしまうのです。このため、せっかく野菜やたんぱく質を意識して摂取しても、栄養不足状態になりやすくなります。
それ以外にも、摂り過ぎると発がん性があるともいわれていますので、大切な赤ちゃんに影響が出ないように気を付けたいですね。
食品添加物の見分け方
たとえば、「食塩/調味料(アミノ酸等)」「食塩/pH調整剤」のように、材料名の後ろに「/○○」と表記(役割)のある材料は添加物となります。
食品を長持ちさせたり、見栄え(色合い)をよく見せたりと、使用される目的は様々あり、すべてを悪とするわけではありません。しかし、本来食品には安全に食べられる「消費期限」があります。
鮮度の高い食品で添加物の少ないものを選ぶようにすることで、食事から得られる栄養分を十分に吸収し、赤ちゃんを授かる母体が栄養不良にならないように心がけましょう。
「無添加」をうたっている食品は、近年非常に増えていますね。
ひと言に無添加といっても、「何を添加していないのか」に注目してみると食材選びが面白くなりますよ!
体を冷やすだけじゃない!?白砂糖・果糖・果糖ぶどう糖液糖
砂糖が身体を冷やすということをご存知でしょうか?
砂糖の原料は「サトウキビ」や「テンサイ」ですが、サトウキビといえば沖縄県などの1年を通して温暖な気候の地域で生産されているイメージですよね。
まさにその通りで、温暖な地域で育つ食材は夏野菜のように身体の熱を冷ます役割をもっているため、身体を冷やすといわれます。
また、上白糖などの人工的に精製されて真っ白になった砂糖や果糖、果糖ぶどう糖液糖などは、身体を冷やすだけでなく、体内で「糖化」を起こしてAGEs(発がん性物質)を発生させるなど、あまりお勧めできる食材ではありません。
甘いものがどうしても食べたくなったら、黒糖、はちみつ、オリゴ糖、アガベシロップなどで代用するのがおすすめです。
小麦粉などの精製された「グルテン」が主な原材料の食べ物
パン、パスタ・うどん・ラーメンなどの麺類、ケーキ、シチュー、ハンバーグ…挙げだすときりがないほど、私たちの生活には小麦を使った食品がたくさんあふれていますね。
小麦の食べ過ぎにはさまざまな弊害があると近年いわれておりますが、小麦粉を完全に断つのはやはり難しいです。しかし、小麦粉を主原料としている食品は、避けたほうが無難といえます。
なぜ小麦(グルテン)は妊活中に食べないほうがよいの?
人の体は食べ物でできているとよく言われますが、正確には「食べ物が消化分解をした栄養分を吸収することで人の体が作られる」ということを意味しています。
消化分解は胃や小腸など様々な消化器官を経て行われ吸収されていきますが、その過程で邪魔をするのが小麦なのです。
小麦は腸壁にある「フローラ」を壊し、必要な栄養を体内で十分に吸収できなくする上、ADHDなどの発達障害の原因の一つとしての研究結果も多数出ています。
精製する過程や品種改良によって小麦を含むグルテンが悪者になってしまったともいわれていますが、全粒粉小麦であってもグルテンを含むことに変わりはありません。
食べる量を控えたり、食べない期間を設けることで体調の変化と向き合って妊活に活用していけるとよいですね。
トランス脂肪酸を使用している食べ物
厚生労働省のHP内にはトランス脂肪酸についての記述があり、次のように述べられています。
Q.1 トランス脂肪酸とは何ですか?
トランス脂肪酸に関するQ&A (mhlw.go.jp)
A.1 トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。また、天然でも、牛などの反すう動物に由来する乳製品や肉に含まれています。
具体的な食品は次のようなものが挙げられます。
- マーガリン
- ファットスプレッド
- ショートニング
- 植物油脂
- 加工油脂
その多くは、お菓子をはじめとする様々な食品や外食チェーンの揚げ物用油に添加されることが多く、揚げ物の場合は古くなった油でもショートニングを添加すれば「カリカリ」「サクサク」な食感を人工的に作り出すことができるといわれています。
食品パッケージの裏面に上記の食材が使われていたら、食べ過ぎや継続的な摂取には十分に気をつけてくださいね。
また、トランス脂肪酸を過剰摂取することへの危険性も厚生労働省HPで述べられています。
トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められています
トランス脂肪酸に関するQ&A (mhlw.go.jp)
生肉・生魚・生卵に気を付ける
生肉や生魚、生卵などといった加熱調理をしない食材は、万が一食中毒や寄生虫などが発生していた場合、食後におなかを壊したり体内を荒らす可能性があります。
状況によっては病院に駆け込んだり、薬を服用したりする必要がある場合もあるため、十分に注意が必要です。
妊娠が発覚する前の段階で体調を崩して流産してしまった…ということのないようにしたいですよね。
生ものを食べる際に鮮度のあまりよくないものだったり、食べることに不安を感じたりしたら、避けたほうが無難でしょう。
水銀を多く含む魚を避ける
一般に、海水中には極微量の水銀が含まれています。
水銀は毒性のある重金属で、その多くは私たちが普段口にする魚類が棲息する海域に漂っているといわれています。海水中の水銀を多く含む微生物や細菌を餌にして育つ魚たちは、微量の水銀を徐々に蓄積していきます。
また水銀を除染するには長い時間がかかるといわれていて、プランクトン<小魚<中型の魚<大型の魚と、食物連鎖で位の大きい魚類(=長期間生息する魚)や、深海魚、餌をたくさん食べる魚ほど水銀を蓄積していくため、マグロやカジキ、ブリなどをはじめ、特に大型の魚は避けたいですね。
妊活中に避けた方がいい飲み物
では、妊活中に避けたほうがよい飲み物はどんなものがあるのでしょうか?
お酒の飲みすぎは妊活にNG?
アルコールは肝臓の機能を低下させることで女性ホルモンの働きに影響を及ぼしたり、細胞と細胞の隙間に水分をため込む(浮腫み)ため身体を冷やす原因になったりと、不妊になるリスクが高くなります。
また、もしも妊娠していることに気づいていない状態でアルコールを摂取した場合、赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があります。ですので、妊活中は基本的にはアルコール摂取を控えることをおすすめします。
ただ、お酒が精神的なストレス解消になることもありますので、過剰摂取しないようにバランスよく楽しむこともときにはよいでしょう。
カフェインの摂り過ぎは妊活にNG?
カフェインは少量であれば、妊娠中に摂っても問題ないといわれています。
カフェインを含む飲み物は代表的なものにコーヒーや紅茶、緑茶などのお茶類がありますが、目安として1日1杯までにする、またはカフェインレスやデカフェの飲み物に変えて味をコーヒーの風味を楽しむなど、工夫してみましょう。
砂糖たっぷりのジュース
砂糖がなぜいけないかは、体を冷やすだけじゃない!?白砂糖・果糖・果糖ぶどう糖液糖で説明した通りで、当然清涼飲料水などのジュースは砂糖がたくさん入っているため、避けたほうがよいことはわかりますよね。
しかし、意外と盲点なのが市販の「野菜ジュース」や「果汁入りのジュース」です。
野菜が入っているから、といってもノンシュガーと表示されていない限りは避けたほうがよいでしょう。
果物の糖類だから、といって安心しがちですが、砂糖が含まれている場合やそもそも果糖の摂りすぎも体内で糖化が起こりAGEsを生むことになりますので、飲みすぎには十分注意してくださいね。
妊活中にぴったりの栄養補給 おすすめ食品2選
妊活中に避けたい食事がわかったところで、ここからはPIBOLA.がおすすめする栄養素たっぷりの食品をご紹介します。
葉酸入りマタニティスープ
「葉酸」が妊活によいというのは、近年多くのメディアでも話題になっています。
葉酸だけでなく鉄分やカルシウムなど、様々な栄養素を食事の中にバランスよく取りいれて、妊娠した際にお腹の中で赤ちゃんが健康な状態で成長するための土台作りをしましょう。
葉酸入りマタニティスープは、4つの味から選べて5大無添加(合成香料・化学調味料・合成着色料・人工甘味料・人工保存料)。
素材の味そのままを楽しめる粉末タイプのスープです。
含まれる食材が持つ栄養素がたっぷりスープに溶け込んでいて、口腔内からも栄養をダイレクトに吸収できます。(栄養素は主に胃や腸などの消化器官で吸収されますが、口腔粘膜からの吸収率も高いといわれています)
また、妊娠初期のつわりで食事を摂るのがつらい時期には、好みの味をまとめ買いするという方もおられます。
食事での妊活を始めたいけれど、何を食べたらいいのかわからないという方には、葉酸マタニティスープで美味しく手軽に始めてみられるのがおすすめです。
商品情報
葉酸入りマタニティスープ お試し4食 妊婦 5大無添加| フェムテック通販専門店のPIBOLA(ピボラ)
1,080円(税込)
マム&ベビーシリーズ エンジェルカム ノンカフェインハーブティー
コーヒーや紅茶が大好きで毎日手放せない!でも、妊活のためにカフェインを控えないと…
続いては、シチュエーションに合わせて飲めるノンカフェインのハーブティーをご紹介します。
マム&ベビーシリーズのノンカフェインハーブティーは、実際に妊娠中の方などからの要望をもとに生まれた「ママと赤ちゃんのためのノンカフェインハーブティー」。
妊活中・妊娠中・出産後(授乳中)の3つのシチュエーションにあわせて、妊娠中には禁忌といわれる摂取しないほうがよいハーブなどに気を付けながら調合されており、それぞれのタイミングで美味しく飲めるハーブティーとなっています。
サイズはティーバックが10包入りと30包入りの2種類。ご自宅用にまとめ買いされる方や、ギフトとして購入される方が多い人気商品です。
商品情報
ノンカフェインハーブティー エンジェルカム30袋入り 妊娠前| フェムテック通販専門店のPIBOLA(ピボラ)
1,404円(税込)
【番外編】砂糖不使用なのにほんのり甘い『温活茶』
妊活するうえで、身体を冷やさないことはとっても大切です。
温茶は砂糖不使用なのにほんのり甘みのあるハーブ「ステビア」を使用しており、ハーブティーの独特な風味が苦手な方でもホットジュース感覚で飲めるノンカフェインのハーブティーです。
ただし、妊娠中には禁忌のハーブが含まれる場合がありますので、飲む際に妊娠していないかどうかに注意してくださいね。
健康な赤ちゃんを授かるために、パパママ両方が口にするものに気を遣いましょう。紹介した食品はPIBOLA.で販売中
食事による妊活で男性にもできること。男性不妊にならないために
本記事では妊活中に避けたい食べ物や飲み物をご紹介しましたが、実際は妊活中だけでなく普段から気をつけていただきたい食事のことをお伝えしました。
妊活は女性だけのものではありません。身体を健康な状態に保って健康な赤ちゃんを授かるために、男性にもできることはあります。
まさに食事による妊活がパートナーと二人三脚でできる妊活の第一歩なのではないでしょうか?
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