この記事では更年期についての知識と、自分の状態を知ることのできるチェックシート、おすすめアイテムのご紹介をしています。
最近疲れやすいし急に汗が止まらない…これって更年期?
辛いですよね。更年期と症状について詳しくご説明しますね。
「更年期」ってなんのこと?
そもそも「更年期」の定義とはなんでしょうか?
一般に更年期とは、女性の閉経前後数年間のことを指します。
女性の卵巣機能の成熟期から老年期への移行期に相当し、老化の始まる時期ともいえる。閉経(最終月経)はこの間におこり、統計的にみると、だいたい40~55歳で、平均寿命の延びから一般に閉経期がすこし遅れる傾向があり、経産婦に遅く、未産婦に比較的早い傾向がみられる。日本産科婦人科学会では12か月間月経が来ない状態が続いたとき、その1年前を閉経とし、前後10年間を更年期と定義している。また臨床的には、閉経を中心にした数年を閉経前期・閉経後期、あるいはまとめて閉経周辺期とよぶこともある。
引用元 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
月経周期ではエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が排卵の前後に増加・減少を繰り返しますが、このホルモン量(特にエストロゲンが影響)が閉経に伴い減少していくことでバランスが乱れます。
「ゆらぎ」といわれるのは、バランスの乱れが成熟期よりも大きくなったり不規則になることを指し示しています。
更年期自体はすべての女性に訪れるものですので、さまざまなライフステージや生活スタイルの中でどのようにひとりひとりが更年期と向き合っていくかについて、考えることも大切ですね。
近年では更年期のことをカタカナで「メノポーズ(memo=月経、pause=止まる)」とも言い換えられています。
言葉の響きが変わることで、受け取り方も変わりますね。
今までにない不調が…更年期障害とは?
閉経前後の更年期には、女性ホルモンのバランスが大きく乱れたり、ホルモン量が減少したりと、妊娠機能を終える段階となっていきます。
このような時期に、これまで症状の全くなかった人にも体の変化や不調など、さまざまな症状を感じるようになります。
この症状を「更年期障害」といいます。
不調の重度や種類には個人差があり、なんと200種類以上もあるといわれています。
更年期障害の度合いを簡単にセルフチェックできる簡略更年期指数(SMIM)チェックシートを用いて、代表的な更年期障害の症状とおすすめの対処法&アイテムをご紹介します。
チェックシートの自己採点評価に合わせて、更年期との向き合い方を考えてみてくださいね!
汗をかきやすい・顔がほてる
いわゆる「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状です。急に汗が止まらなくなったり、顔が火照ったりします。
一日に肌着を何枚も着替えるという方もいるほどで、女性ホルモンバランスの乱れが自律神経にも影響することで起こるといわれています。
対処法とおすすめアイテム
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腰や手足が冷えやすい
冷え性ではない方でも、更年期に冷えやすくなる方もいます。
特に腰回りや手足が冷えやすくなる傾向があるようです。
対処法とおすすめアイテム
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疲れやすい・息切れ・動悸
自律神経の乱れが少し動いただけで今までになく息切れしやすくなったり、心拍数が乱れて苦しくなるような動悸を感じるようになる方もいるようです。
対処法とおすすめアイテム
睡眠が満足にできない
寝つきが悪くなったり、眠りが浅く夜中に目が覚めるようになって眠れなくなったりと、睡眠の質にも影響が出るようです。
対処法とおすすめアイテム
いらいらする・不安を感じる
月経前にもPMSやPMDDと呼ばれる症状がありますが、更年期にも感情が不安定になります。
対処法とおすすめアイテム
頭痛・めまい・吐き気
自律神経の乱れが影響して、頭痛やめまい、吐き気を催すこともあります。
対処法とおすすめアイテム
肩こり・腰痛・手足の痛み
普段感じない痛みを感じるようになることもあります。
対処法とおすすめアイテム
膣の乾燥・かゆみ
閉経が近づくにつれ、エストロゲンのホルモン量が減少し、膣内の環境も乱れやすくなります。
エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、主な働きは、女性の体を特有の丸みを帯びるようにすること、胎児のベッドとなる子宮内膜を厚くさせること、子宮を発育させること、コラーゲンの生成を促し、肌のハリや髪の艶やかさを生み出す美容面の働き、体の内側では血管を柔らかく保ち、血圧を下げる役割などがあります。
また、エストロゲンは膣の粘膜に潤いを与える働きもあります。
エストロゲンが減少すると、膣内やデリケートゾーンの乾燥が気になるようになったり、炎症を起こしてかゆみや痛みを伴うことがあります。これはエストロゲンが膣の粘膜に潤いを与える働きを持っているためです。
対処法とおすすめアイテム
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正確にホルモンの状態を知りたい人には検査もおすすめ
医療機関で血液検査や唾液検査でのホルモン値を測定することが可能です。
ただし、血液や唾液は採取時点のホルモン値を測定するため、1日の中でも数値に変動があります。そのため、更年期特有の「ゆらぎ」の影響でホルモン量が多いときの結果なのか、少ないときの結果なのかということがわかりづらいという面があります。
また、閉経に向けてエストロゲンやプロゲステロンが減少していきますが、閉経の前にエストロゲンが一時的に多く分泌されることもあるとのことです。
更年期障害の治療方法は?
ここまでチェックシートを用いて対処法やアイテムはおすすめしましたが、そもそも治療する方法はあるのかについて、ご説明します。
更年期障害に対する治療法としては以下のようなものが挙げられます。
ホルモン補充療法(HRT)
更年期障害はエストロゲンの女性ホルモンの減少による症状ですので、女性ホルモンを飲み薬や塗り薬、貼り薬などで補充するホルモン補充療法(HRT)というものがあります。
婦人科や美容医療クリニックなどで相談が可能です。
ホルモン補充療法(HRT)とはエストロゲンを補うことで、更年期障害を改善する治療法です。ほてり、のぼせ、発汗などといった代表的な症状に大変高い効果を示します。
ホルモン補充療法(HRT)とは|更年期障害について|女性のためのヘルスサポート|一般の皆さま・患者の皆さまへ|あすか製薬株式会社 (aska-pharma.co.jp)
HRTにはいくつかの方法があります。通常、子宮のある方は子宮体がんを予防するために、黄体ホルモンという女性ホルモンを一緒に使用します。
漢方療法
症状や体質に合わせて、漢方薬を飲むことで和らげることも効果的です。
更年期障害の治療として医師から処方される漢方薬としては、加味逍遙散(カミショウヨウサン)や桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)などがあります。
ドラッグストアでも簡単に手に入りますが、医師の診断による処方せんをおすすめします。
抗うつ剤・抗不安薬
特に精神的な面で情緒不安定になったり周りとの折り合いがつかず悩まれている場合には、心療内科などで抗うつ剤・抗不安剤を処方してもらうことも可能です。
更年期とうまく向き合って健やかに過ごそう!
いかがでしたか?更年期は誰にでも必ず訪れるもの。
更年期障害の重度は人それぞれ、症状の種類も人それぞれですが、「つらいけれど、耐えるしかない」と思わずに向き合って治療や改善、対処していくことで少しでも健やかに過ごしていただくヒントになれば幸いです。
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